エンゼルギアシナリオ「神の御光(みひかり)」

シナリオ作者:すがはら
ゲーム作者:井上純弌、F.E.A.R.
発売元:(株)エンターブレイン
プレイヤーの人数:2人〜4人
プレイ時間:キャラメイクを除いて2〜4時間程度

■ストーリー
 ある日の早朝、伊豆半島沖に天使が出現した。天使は今まで確認されたどの天使よりも巨大だが、その場から動こうとしない。アクシアや天野ツバサが偵察に行ったところ、それは巨大な筒状の形態で、付近では徐々にエーテル濃度が高まっていることが分かる。と、突然天使の「筒」からエーテルの光線が発射された。光線は三笠港を壊滅させ、瑞穂基地直前まで達する。天使は太陽エネルギーをエーテルに変換し、自らの体を砲身としてヤシマを砲撃したのだ。
 合衆国政府から降伏勧告が届く。明朝7時までに降伏しないときは、再び天使砲がエーテル砲を発射し、ヤシマを焦土にする、と。
 天使は巨大すぎてシュネルギアの兵器では有効なダメージを与えるのが難しい。しかし、ヤシマの未来を守るため、PCたちは天使を迎撃に向かう……。

■今回予告
「八丈島の東北東100km、天使反応(エンジェルハイロウ)です!」
 戦時下での平和な朝の風景は、天使の出現で突然に終わる。
 迎撃すべく出撃するシュネルギア。そこに見るのは……あまりにも巨大な、天使。

   「ただあなただけが聖なる方です。
    すべての国々の民は来て、あなたの御前にひれ伏します。
    あなたの正しい裁きが、明らかにされたからです。」


 天使たちが歌うは最後の審判の歌。
 ヤシマに突きつけられた、最後通牒。

    そのとき、ヤシマに神の光が振りそぞく。

 エンゼルギア・天使大戦RPG
 「神の御光(みひかり)」

    限りなく零に近い可能性に賭け、飛びたてシュネルギア!

■キャラクター作成
 推奨クラスはハンドアウトを参照のこと。人数が少ない場合は、番号の若いものから優先せよ。
▼コネクションの決定
 PC間のダーザインは、PC1→PC2→PC3→PC4→PC1という順番で取得させること。
▼ハンドアウト
PC1
ダーザイン:中島三郎からの信頼
クイックスタート:ギアドライバー/スナイパー
フルスクラッチ:ギアドライバー
推奨ナビゲーター:セラピア
 きみがG3(ゲードライ)に来て数カ月。整備班長の中島は、最初はきみにとって怖い存在だった。
 しかしその「怖さ」は、きみの腕……きみの命に対する心配の裏返しであったと、今は思える。
 最近の中島ははきみのことを一人前のギアドライバーとして……一人前の「仲間」としてみてくれているようだ。その信頼に応えたい。きみはシュネルギアに乗り込むたびにそう思うようになっていた。

PC2
ダーザイン:笠戸あずさ(かさど・−)からの友情
クイックスタート:ギアドライバー/シューター
フルスクラッチ:ギアドライバー
推奨ナビゲーター:凍
 あずさと知り合ってから、きみは学校に行くのが楽しくなった。彼女は一般クラスながら、軍病院でボランティアをしている。きみたちギアドライバーの任務に特に心を痛めているらしく、毎日彼女はきみに弁当を作ってきてくれる。
 彼女と一緒に登下校するのが、最近のきみの日課。そして、最も大切な時間。

PC3
ダーザイン:ニコラス・ブラオンからの腐れ縁
クイックスタート:指揮官
フルスクラッチ:指揮官
 情報将校のニコラスときみとのつきあいは、何故か古い。どういうわけか、きみの任務と彼の任務とはよく重なるのだ。しかしそれも悪くはない、と内心きみは思う。ニコラスは優秀な男で、彼の情報収集力、そして分析力にはきみも一目置いている。そして何より、彼と一緒に仕事ができることを、きみはうれしく思っているのだ。

PC4
ダーザイン:天野ツバサからの尊敬
クイックスタート:機械化兵
フルスクラッチ:機械化兵
 ギアドライバーの不良少女、天野ツバサ。彼女の言動や日頃の態度については、軍上層部の頭痛の種だ。しかし、不思議ときみの言うことについては、天野は素直に聞き入れる。ただそれは恋愛感情に基づくものではなく、純粋にきみの腕に対して彼女が敬意を払っているだけのようだ。ま、それでもいい。せいぜいその尊敬の念に応えよう。きみは彼女をみるたびにそう思う。




■オープニングフェイズ
●シーン1:小さな手
シーンプレイヤー:PC1
◆解説
 PC1のオープニング。瑞穂基地では、毎朝の日課としてシュネルギアに乗り込んでの朝練が行われている。他のPCが登場を望むならば、登場してもよい。なお、朝練の内容はGMが任意に決定すること(シュネルギアを使っての縄跳び、腕立て伏せ、腹筋など)。
◆描写
 瑞穂基地第二滑走路。PC1はいつもの朝練に励んでいた。最近はシュネルギアを自分の体のように操ることができるようになってきた。やがて朝練が終わり、きみはシュネルギアを降りる。と、整備班長の中島がきみに近づいてきた。
◆セリフ:中島三郎
「おい、PC1」
「お前……うまくなったな」
「こいつ(シュネルギア)の整備をしてりゃわかる」
◆結末
「機械なんざいつでも直せる。……無茶するんじゃねぇぞ」
 中島はぶっきらぼうにそれだけ言うと、整備に戻っていった。

●シーン2:絵はがき坂
シーンプレイヤー:PC2
◆解説
 PC2のオープニンング。他のPCは原則として登場不可(ただし、GM判断で登場させてもよい)。笠戸あずさとPC2(それと何故か天野ツバサ)はいつも一緒に登校している。
◆描写
 基地での朝食が終わると、すぐに登校時間。きみが基地の入り口まで行くと、そこにはいつもどおり笠戸あずさがいた。とりとめもない会話を楽しみながら、学校までの道のりを歩く。
◆セリフ:笠戸あずさ
「あ、おはよう。天野さんにPC2さん」
「今日もお弁当作ってきましたよ」
◆結末
 学校まであと100m。そのとき、PC2とツバサの携帯電話が同時に鳴った。……緊急招集だ。

●シーン3:白鯨
シーンプレイヤー:PC3
◆解説
 PC3のオープニング。PC1、PC2は登場不可(学校から召集されている最中である)。瑞穂基地の作戦室で、天使反応に関する状況判断を行っている。
◆描写
 いくつものディスプレイが並んだ作戦室。ヴィヴリオをはじめ、基地の幹部が集まって情報の収集・分析を行っている。天使兵は今まで確認されたもののなかでも最も大きく、周囲には何体もの護衛の天使兵がついている。天使兵はまったく動かず、不気味なほど沈黙を守っている。しかし、周囲のエーテル濃度は徐々に上昇しており、決して予断を許さない状況であることは変わりない。
◆セリフ:ニコラス
「……というわけで、伊豆半島沖に今から10分前に出現した天使兵は、まったく動いておりません」
「周辺のエーテル濃度が上昇していることが確認されております」
「4番モニターに、伊豆半島に設置したカメラからの映像を流しますが……距離がありすぎて、はっきりとした映像ではありません」
「現在、偵察のためアクシア小隊が出撃準備を整えております」
◆結末
 ニコラスの状況説明を聞き、ヴィヴリオが口を開く。
 「……アクシア小隊を出撃させろ」

●シーン4:風をみた少年
シーンプレイヤー:PC4
◆解説
 PC4オープニング。他のPCは登場不可。
 アクシア小隊とともに、天使兵に対する偵察行動のため伊豆半島沖にいる。
◆描写
 天使兵の大きさは想像以上だった。大きな筒状の胴体についた6枚の翼が、ゆっくりとはためいている。あまりの大きさ故、遠近感がつかみにくい。と、ツバサが独断で天使に攻撃をしかける。
◆セリフ:天野ツバサ
「な、なんてデカさだ……」
「メンドくさい、要はコイツを倒せばいいんだろ?」
「(PC4がとめようとしたら)大丈夫だって、オレ様ちゃんにまかせときなって」
◆結末
 ツバサが天使の翼部分に攻撃を仕掛けるが、ダメージはすぐに修復されているようだ(なお、天使兵側からの反撃はまったくない)。また、攻撃があたるたびに、周囲のエーテル濃度が上昇していく。アクシアの制止も聞かず、ツバサは直接天使兵の翼の上に降りて攻撃をしようとする。
 と、翼の上にはごく小さな天使が無数におり、それがシュネルギアにとりついてくる。やがてシュネルギアは爆発し、ツバサたちは緊急脱出する。




■ミドルフェイズ
●シーン1:神の恵み
シーンプレイヤー:PC4
◆解説
 他のPCも全員登場してよい。天使兵の体から、超高濃度のエーテル光線が発射される。
◆描写
 ツバサたちを回収し、急いで基地に引き返す。と、基地の滑走路に車輪がつくと同時に管制官の悲鳴が無線から聞こえる。
 振り返ると、天使の胴体からまばゆい光が発せられる。その光は、里見海軍基地・三笠港を蒸発させながら、瑞穂基地直前まで迫る。
◆セリフ:管制官
「エーテル濃度急上昇! 天使攻撃、きます!」
◆結末
 光線は瑞穂市の手前で消滅する。やがて、しばらく沈黙していた無線から、ヴィヴリオの声が聞こえる。
「……幹部および全てのギアドライバーは、直ちに作戦室へ集合せよ。PC4、キミもだ」

●シーン2:マグリットの石
シーンプレイヤー:PC3
◆解説
 他のPCも全員登場すること(もちろん、GMの判断で登場させないことも可能)。
 瑞穂基地の作戦室で、ニコラスの情報分析を聞くシーン。
◆描写
 作戦室では、全幹部を集めての緊急会議が行われていた。ニコラスをはじめとした情報将校たちが、状況の収集・分析を行っている。天使兵はその翼が吸収したエネルギーをエーテルに変換し、自らの胴体の内部に貯留してマスケンヴァル現象に似た現象を起こさせ、それを照射したものであることが報告される。エネルギーは、通常では半日で満タンとなる(なお、ゲーム内時間では午後2時過ぎなので、本日中の再照射はないと考えてよい)。また、翼は少々のエネルギーなら吸収してしまうが、大きなエネルギー(シュネルギアの爆発など)については吸収しきれず破壊されてしまう。
◆セリフ:ニコラス
「……先ほどの攻撃は、天使兵がエーテルを貯留・増幅させて照射したものだと思われます」
「天使の翼部分がエネルギーパネルとなっており、太陽光やシュネルギアの攻撃をエーテルに変換しているのでしょう」
「ただし、天野機の爆発で翼の一枚が破壊されました。あまりに大きすぎるエネルギーは変換しきれないと考えられます」
「エーテルの上昇率から考えるに、晴天時でおおよそ6時間で次の照射が可能だと思われます」
◆結末
「……その大きなエネルギーの量は?」
 ヴィヴリオの質問に、ニコラスが答える(プレイヤーの誰かが質問した場合には、その質問に答えることになる)。
「……大和の主砲級のエネルギーが必要です」
 そしてPC達は知ることになる。
 先ほどの天使兵の攻撃で、三笠港に停泊中だった大和が轟沈したことを。

●シーン3:しあわせについて
シーンプレイヤー:PC1
◆解説
 シーン2と引き続きのシーン。ヤシマ臨時政府より緊急極秘電文が送られてくる。
◆描写
 重苦しい沈黙を、遠慮がちなノックの音が破る。入ってきた下士官は、ヴィヴリオに「ヤシマ臨時政府からの緊急極秘電文が届いた」といいながら一枚の紙を渡す。
 ヴィヴリオは表情をまったく変えないまま電文を読み、眉一つ動かさずに内容を説明する。
◆セリフ:ヴィヴリオ
「……諸君、いい話と悪い話がある」
「まず悪い話だが……合衆国政府から、最後通牒が届いた。降伏しない場合、天使兵による総攻撃を行うそうだ」
「そしていい話だが……降伏勧告の猶予期間はヤシマ時間で明朝7時だ」
◆結末
「つまり合衆国政府は、我々に反撃の機会を与えてくれたようだ」
 ヴィヴリオはそこで初めて、ニヤリと不適な笑みを浮かべる。
「さて、考えようではないか。次の一手を」

●シーン4:療養所
シーンプレイヤー:PC2
◆解説
 他PCの登場には制限がない。
 緊急脱出により怪我をした天野ツバサは、基地に隣接する軍事院に運ばれる。彼女を心配した笠戸あずさと会話するシーン。
◆描写
 ツバサは緊急脱出時に重傷を負い、軍病院に運ばれた。かけつけると、病院のロビーで笠戸あずさに出会う。彼女は大粒の涙をこぼしながら、ツバサの容態を聞く。
◆セリフ:笠戸あずさ
「あ、PC2さん! ツバサは、ツバサは無事なんですか?!」
「軍事機密だからって、全然教えてくれないんです。私、ツバサが死んじゃうんじゃないかって心配で……」
「……ごめんなさい、とり乱してしまいました」
「あの……PC2さんは、絶対無事でいてくださいね」
◆結末
 ツバサの怪我は思ったほどではなく、一週間程度は絶対安静だが命に別状はないことがわかる。

●シーン5:なんということもなく
シーンプレイヤー:PC1
◆解説
 他PCの登場に制限はない。
 中島から、旧い実験兵器を託されるシーン。
◆描写
 きみを誘い、中島は瑞穂基地の端にある古い倉庫まで来た。扉を開くと、多くのガラクタ(としか思えない機械)が雑多に積まれている。その一番奥、機械の山を乗り越えたところに、布で丁寧にくるまれた兵器があった。中島が若いころ、帝大の仲間とともに開発した超出力大砲である。エーテルをエネルギーに変換し高出力で射撃するこの兵器は、あまりに安定しないため結局お蔵入りすることになったという(なお、この兵器の設計思想を基に開発されたのが、大和に搭載された主砲である)。
【実験兵器:通称バケモノ】
 種別:搭載火器 技能:<砲術戦闘> 命中修正:−15 ダメージ:+60
 射撃回数:1 射撃方式:S 射程:5km 装備位置:両手 対天使効果:○
 なお、1回射撃するとエネルギーの再充填はできない(つまり、1発しか射撃できない)。
◆セリフ:中島三郎
「……何十年ぶりかに、こいつのことを思い出したぜ」
「こいつはな、俺たちが学生だった頃に作った『実験兵器』だ。原理は、伊豆半島沖に浮いてるアイツと全くおんなじだ」
「あの頃は高濃度エーテルの制御方法なんてまだまだ未熟だったからな。お蔵入りさせちまったが……今のシュネルギアなら、お前ならきっと扱える」
◆結末
「これで……あの化け物を倒してこい」
 中島が振り向く。不敵に笑うその表情は、きみがはじめてみるものだった。

●シーン6:Sailing together
シーンプレイヤー:PC3
◆解説
 他PCの登場に制限はない。
 基地のハンガーで、ヴィヴリオが出撃命令を出すシーン。
◆描写
 ハンガーの中では、実験兵器「バケモノ」をシュネルギアに換装するため、多くの整備兵たちが忙しく動き回っていた。エーテル出力を安定させるため、シュネルギアの動力と直結させる。それでも射撃回数は1回限りだという。ヴィヴリオがハンガーにやってきて、中島から説明を受ける。
◆セリフ:ヴィヴリオ
「(中島からの説明を聞いて)……なるほど、わかった」
「どうやらこれが切り札になりそうだな」
「PC3。準備が整い次第、きみの部隊が出撃しろ」
◆結末
「頼んだぞ。平和を我が手に(フリーデン・イン・デア・ハント)」

●シーン7:神様のくれた5分
シーンプレイヤー:PC2
◆解説
 他PCの登場に制限はない。
 出撃前に、笠戸あずさから弁当が届く。
◆描写
 きみが出撃準備をしていたら、凍に連れられて笠戸あずさがやってきた。やや遠慮気味に、きみに差し出すのはいつものお弁当箱。はにかみながら、出撃前に食べてくださいとお願いする。
◆セリフ:笠戸あずさ
「あ、あのっ……いつもの、お弁当です」
「急いで作ったから……その、味に自信がないけど。でも……気持ちだけは、いつもより多めに込めました、から」
「お弁当箱は、帰ってきてから返してもらえば結構です」
◆結末
「どうか……どうかご武運を」
 あずさが精一杯の笑顔をみせながら、すっと右手を額にあてる。敬礼。と同時に、彼女の瞳から涙がこぼれた。

●シーン8:糸電話
シーンプレイヤー:PC4
◆解説
 他PCの登場に制限はない。
 離陸直前、無線越しに天野ツバサが声をかけてくる。
◆描写
 作戦が正式に発動された。滑走路の端まで飛行機を動かし、離陸の合図を待つ。と、そのとききみの無線にツバサの声がとびこんできた。
◆セリフ:天野ツバサ
「や、PC4。俺様ちゃんだぜ」
「(容態を聞かれたら)はは、あれっくらいじゃ俺様ちゃんはビクともしないさ。それより……無様なとこ、みせちまったな」
「な、PC4。俺様ちゃんの分も、頑張ってきてくれよな」
◆結末
「信じてるぜ、PC4」
 管制塔で敬礼するツバサの姿がみえる。そして、一呼吸の間をおいて今度はヴィヴリオの声が聞こえる。
「これより作戦を開始する。全機、離陸せよ」




■クライマックスフェイズ
●シーン1:月虹
シーンプレイヤー:PC1
◆解説
 戦闘を行うシーン。敵は主天使“サラフィエル”×1、ホイシュレッケ/シュトルム×3、ホイシュレッケ/ヤークト×3、エンゼルファイター×5である。なお、サラフィエル以外の敵データはルールブックのものをそのまま使用すること。

主天使“サラフィエル”
肉体:30、感覚:10、理知:18、聖霊:15、階級:0、HP:100
負傷ゲージ(軽/重/致/死):30/15/8/1
戦闘行動:
聖光 判定値18、 レベル:5、 射程:2km
ダメージ:+12
回避 判定値10 レベル2
 全長500m、直径10mの筒状の胴体に、一枚5ヘクタールほどの翼を6枚つけた天使。なお、翼のうち1枚は、天野ツバサの攻撃(のあとの爆発)により吹き飛ばされ、残り5枚となっている。
 サラフィエルは、翼からエネルギーを吸収し、エーテルに変換している。そのため、20点以下のダメージは無視し、同点だけの「エーテル」がたまることになる(20点を超えたダメージは、そのまま適用される。算出ダメージから20点ひくのではない)。また、毎ターンの終わりに「現在のHP÷2(端数切り捨て)」分のエーテルが溜まる。そして、「エーテル」が100を超えたら、次のターンのサラフィエルの行動順に、天使砲を発射する。これが発射された場合、瑞穂市およびその周辺は焦土と化し、ゲームオーバーとなる。




■エンディングフェイズ
 無事サラフィエルを倒せば、エンディングフェイズに移行する。GMは各プレイヤーと充分相談の上、各キャラクターのエンディングを演出せよ。
 なお、参考までに各キャラクターのエンディングシーンの例を挙げておく。
PC1:中島に小言を言われるシーン。しかし、最後に「よくやった」と誉めてくれる。
PC2:笠戸あずさに弁当箱を返すシーン。
PC3:お互いの無事を祝い、ニコラスの奢りで基地のバーへ飲みに行くシーン。
PC4:包帯を巻いた天野ツバサが、意外に元気そうな様子で声をかけてくるシーン。






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